脂肪注入法による豊胸術は、脂肪吸引の技術を応用しふとももやおなか等の痩身と同時に、吸引した自分の脂肪を用いてバストアップを図るという、まさに一石二鳥の手術です。
「下半身は太いのに胸は小さい」あるいは「豊胸にバッグ等を使用するのに抵抗がある」という方に適した方法です。
手術はまず通常の脂肪吸引と同様に極細の管を用い脂肪の吸引を行います。次に吸引した脂肪を生理食塩水で洗浄し、状態のよい脂肪のみを選別。これを注射器でバストの脂肪層に少しずつ注入して形を整えていきます。注入された脂肪は毛細血管に取り込まれてこの部位の組織として生着します。
約1ヶ月で状態は安定し、毛細血管に取り込まれなかった脂肪は自然に吸収されます。
生着率は個人差がありますが、注入した脂肪の約50%と考えてください。

バストアップの手術費用


脂肪注入法は、一度にあまり大量の注入ができません。もともと乳房は注入した脂肪組織が生着しにくい場所であり、無理して大量に入れても脂肪細胞は生着せずに体内に吸収されてしまいます。
そのため1回に150〜200ccぐらいの注入が限度とされています。このような制約条件があるため、脂肪注入法のみで大きなバストをつくることを期待しない方が良いと、当院ではアドバイスしています。場合によってはバッグを用いる方法と脂肪注入法を併用することもできますし、一定の期間、何回かに分けて追加の脂肪注入を行うこともできます。